議会報告
こちらのページでは「ほりきり俊一」の議会活動をご報告します。
活動報告
2020年6月4日
こんにちは。
久し振りの更新になってしまい、申し訳ありません。
本日から木更津市議会6月定例会が始まりました。
コロナ禍により一般質問がなくなってしまい残念です。
大綱質問の中から、ゴミ処理手数料の値上げに関する木更津市条例の改定について質問しました。
詳しくは後日ご報告いたします。
6月8日
本日、防衛省職員の方々が木更津市議会基地政策特別委員会に来られました。
米海軍のオスプレイCMV―22の定期整備を陸自木更津駐屯地で行うことについて、報道が先行してしまったために、お詫びとご説明にいらしたとのことです。
今後、陸自オスプレイMV-22に加え、米海軍オスプレイも同時に整備するため、木更津駐屯地に新たに格納庫を整備するとのこと。
防衛省は米軍に何も言えないので言われるがまま。
どんどん木更津駐屯地が米軍に侵食されていくように思います。
これで米軍が共同訓練や独自訓練で好き勝手に活動し始めたら、木更津市と防衛省との暫定配備に関する協定など吹っ飛んでしまいます。
5年という暫定配備期間について防衛省は米軍にしっかりと説明し、理解を得ているのでしょうか。
この事について質問したら、基地政策特別委員会委員長(進行役)に「今日は定期整備についての質問以外は受け付けない」とストップされてしまいました。
木更津市も今後は米軍や防衛省の言いなりで進んでいくのでしょうか。
また、このオスプレイの件に関して立憲民主党の考えはどうなのでしょうか。
経緯を知ってか知らずか、全く反応なしです。
ニュースでも取り上げられていたことなので、どんなことでも反応していただきたかったです。
6月16日
本日、木更津市議会6月定例会の最終日です。
コロナ感染症被害に対する市の支援策についての専決処分の承認をはじめ条例案等の賛否についての討論と採決が行われました。
木更津市のコロナ対策の支援策は、他の自治体に比べ非常に薄く、とても納得のできる内容ではありません。
また、特に経済対策で市の施策であるオーガニックな町づくり、地域振興通貨アクアコインの協力店に支援が偏る、いわゆる紐付け支援であったため、多くの事業者が支援を得られない結果になってしまいました。
私は反対討論のなかでこのことを指摘し、承認はしませんでした。
もう一点、反対討論で主張したことは、木更津市のゴミ処理センターに持ち込まれたゴミを処理する際の手数料を一般家庭、事業者ともに値上げして来年4月1日から施行しようとする条例案に関してです。
ただでさえコロナ感染症の影響により、家庭や事業所が収入減になって疲弊している時です。
コロナ禍の第2・第3波の懸念もあり、来年度の経済状態の見通しが立っていない状態でもあります。
このような時に家庭や事業所の負担を増やすような条例の成立は見送るべきとして反対討論をしました。
いつもの事ながら、全て承認、原案賛成の木更津市議会ですので全て可決されてしまいましたが、このことは今後も追求していきたいと思っています。
6月17日
本日、今年度の通常国会が閉会してしまいました。
結局、今国会もスキャンダル続き。
桜を見る会、財務省の文書き換え疑惑、東京高検検事長の賭け麻雀問題、給付金等の再委託問題など安倍政権のスキャンダルは後を絶たず、立憲民主党をはじめとする野党の追及もヒートアップ。
結局、コロナ感染症被害の支援や今後の対策、外交や内政の諸問題についての議論はおざなりで、実のある国会とはなりませんでした。
立憲民主党も相変わらず政権の批判やツイッターなどでの悪口(特に蓮舫議員のものは多くマスコミ等で取り上げられて、こちらも批判を受ける事になりました)に終始していました。
やはり国会の議論を実のあるものにするための主導権は立憲民主党に握って欲しいです。
このような時だからこそ常に国民や世界を視野に入れて、独自の政策を打ち出して欲しいと思いましたが残念です。
6月18日
本日、東京都知事選が告示されました。
立憲民主党は宇都宮健児氏の推薦に回ったということですが、なぜ独自候補を擁立できないのでしょうか。
失礼ですが、73歳の宇都宮氏にどれほど都民や国民の期待が集まるでしょうか。
山本太郎氏の方が主張は極端であっても魅力的と捉える方が多いと思います。
都知事選の日程は以前から分かっていたのですから、候補者の選定も含めて準備をしておくべきで、サプライズとも言えるようなフレッシュな候補者を出してもらいたかったと考えている党員は多いと思います。
立憲民主党の他にも宇都宮氏の推薦に回っている政党も多いとのことですが、もしも都知事選の結果、小池氏の再選は仕方ないにしても、宇都宮氏が山本氏よりも得票数が少ないような場合は、立憲民主党東京都連の執行部は責任を取るくらいの覚悟で都知事選に臨んでいただきたいです。
6月19日
本日、「木更津駐屯地に関する協議会」の第1回定例会が行われました。
私は協議会のメンバーではなく、傍聴者として参加しました。
そもそもこの協議会の木更津市のメンバーは市長、市の職員、市議会議長、基地政策特別委員会委員長など、木更津への暫定配備ありきで進めてきた人たちですから、協議会の性格も自ずと分かるというものです。
他のメンバーは木更津駐屯地近隣住民の自治会長さん・木更津市の各漁業組合の組合長さんなので、ほぼ利害関係者と言える方々、そして防衛省北関東防衛局長と陸自木更津駐屯地司令、さらに防衛省と木更津市の職員です。
このような構成員で行われた協議会の内容もまた推して知るべしでした。
あらかじめ用意された質問に防衛省側が予定された答弁をし、自治会長や組合長の皆さんはほとんど発言らしきものはありませんでした。
ただ、自治会長さんのお一人が、騒音・振動などの懸念を示されましたが、それに続く意見もなく、進行役の木更津市長もそれを広げようとする様子もなく、ほとんどの時間が防衛省からの説明に費やされていました。
これでも、この協議会の目的には「木更津市民の懸念事項等を協議する」とあります。
であるならば、協議会のメンバーも広く木更津市民から公募し、さまざまなご意見を伺いながら活発に話し合っていただく場にすべきです。
形だけの協議会で討論もなく、低調な協議会、しかも年に一度きりの定例会に何の意味があるのか。
木更津市と防衛省の策略だけを虚しく感じた時間となりました。
※ お読みいただき、ありがとうございました。
ご意見、ご感想等ありましたらどんなことでも結構ですので、堀切までよろしくお願いいたします。