議会報告
こちらのページでは「ほりきり俊一」の議会活動をご報告します。
活動報告
10月3日
過日の台風15号におきましては、木更津市に対する多大のご心配、ご支援、励ましのお言葉等を頂戴し、誠にありがとうございました。
私個人に対しても多くの方々からメール等を頂き、ありがたくも申し訳ない気持ちで一杯です。
立憲民主党も対策本部を設置され、ご支援や情報の提供をしてくださり、ありがとうございました。
全ての皆様に感謝の気持ちを申し上げます。
10月6日
今日は私から立憲民主党千葉県連にお願いをさせていただきます。
これはずっと私の心の中にあったことですが、「政策についての学習会」を開いてください。
同じ政党に属していながら、政策についてじっくりと話し合う機会は残念ながら4月から現在まで一度もありません。
選挙が続きましたので仕方が無いとは思いますが、もう選挙も一段落と思います。
中学校公民の教科書には、政党とは「政治につての考え方(主義)と政治の進め方(政策)について同じ考えを持つ人たちがその実現をめざしてつくる政治団体」とあります。
つまり、主義や政策の学習をしない団体は政党とは言えないのです。
本部の政策担当の方がメールで送ってはくださいますが、生きた議論にはほど遠いと思います。
ハラスメントや虐待の研修も大切ですが、政党本来の研修はもっと大切だと思います。
地方議員ではありますが、立憲民主党公認の議員なれたときには「これで政治についての学習が同じ政党の人達とできる」と嬉しく思ったのですが、残念ながらその機会は一度もありません。
考え方が多少違っても議論をすることが大切だと思います。
その積み重ねが互いの考え方の違いを尊重する心、すなわち「草の根からの民主主義」に繋がっていくと思いますが、皆さんのお考えはいかがでしょうか。
臨時国会が始まってしまったので難しいというのであれば、終了後でも良いので、ぜひご検討をお願いいたします。
10月9日
今週末に再び大型の台風が日本列島を襲うとの予報が出ています。
どこにも被害がないと良いのですが。
さて、昨日、木更津市議会の「基地政策特別委員会」が開催されました。
内容は陸上自衛隊木更津駐屯地へのオスプレイ暫定配備に関して、木更津市議会としての意思決定までのスケジュールを決めたいとのことでした。
話し合いと言っても原案もなく、委員からの要請で1枚のスケジュール案が出されただけでした。
委員外の私には発言の権限がなく、傍聴しているのみでしたが、もうこの時点で今日の委員会は終了し、次回はきちんとしたスケジュールを事前に提出してもらってから委員会を再度開催すべきと言いたかったのですが、そうはならず、会議はそのまま進行していきました。
委員長曰く、このまま何の意志決定をしないと、防衛省は「木更津市からも市議会からも何も反対がないのだから了承したものとして、暫定配備を進めよう」ということになってしまうから。
私は開いた口がふさがりませんでした。
せめてそういう状況が懸念されるのであれば、そんなことは許さないとして木更津市議会としての決議を採択するとか、木更津市長や千葉県知事に強く働きかけるとかの決議をするという方向に持って行かないと市議会としての存在意義がありません。
委員長も副委員長も自民党系で暫定配備ありきの防衛省案を早く実現したいと思っているのでは、と感じていましたが予想通りの展開か・・と昨日は落胆しました。
私たち委員外議員に発言の機会はこのまま与えられずに多数決が取られて暫定配備が決まってしまうのでしょうか。
議会の一員として残念でなりません。
10月19日
10月16日~18日で木更津市議会 教育民生常任委員会で研修視察に行く。
佐賀県鳥栖市の「教科 日本語」
福岡県久留米市の「自殺対策」
佐賀県武雄市の「ICT教育の推進」
三つの市にお伺いしてお話を聴かせていただいた。
すばらしいと思ったのは、全て市全体で取り組んでいること。
取り組みの成果を誇らしげにお話しする各市職員の皆様を見て、自治体の可能性を感じたし市民、特に小中学生が生き生きと活動し、成果を上げていることに郷土愛や郷土への誇りを醸成できていると思った。将来の主権者にこのような感情を育むことはとても大切なことだと思う。
翻って我が木更津市をを見ると、そのような市民を巻き込んだ政策はあるだろうか。
「オーガニックなまちづくり」も知っている市民は残念ながら少ないし、郷土愛が育めるような気持ちにつなげることも難しいと思う。
市民がともに参加し、成功体験を味わい、価値観を高められるような特色のある取り組みを、まず私たちが本気になって模索したい。
いくつか腹案はあるのだが・・具現化できるよう研究を積み重ねていきたい。
10月26日
昨日、木更津市民会館で行われた「木更津市戦没者追悼式」に出席させていただいた。
あいにくの雨天であったが、多くの遺族の皆様が出席された。
ふと気づくと、何名かの遺族の方が涙をぬぐっておられる。
恐らく肉親の方やお友達を思い出されていたのだと思う。
まだ戦争は終わっていない・・その思いを強くした。
二度と戦争の惨禍で悲しい思いを人々にさせてはならない。
しかし、今は地球のあちらこちらで紛争が起きており、戦争の足音が忍び寄っているように思えて仕方がない。
世界も、日本も、そして我が木更津市も。
平和な世の中を作っていくのは私たち一人ひとりの使命だ。
それを改めて感じた一日であった。
10月31日
国政は、大臣の相次ぐ辞任や失言などで揺れている。
もちろん許しがたいことであり、立憲民主党はじめ野党の追及も厳しさを増して当然である。
疑惑の追及は徹底的にやっていただきたい。
しかし、一方でそればかりに終始してしまうのかという不安もある。
ただの不祥事追求政党と国民に思われてはいけない。
こういう時にこそ、党として政策課題と方針を明確に示して欲しい。
防災対策、景気対策、外交問題(核禁止条約のことも追及してほしい)など現在の日本の政治課題は多い。
立憲民主党としての存在感を政策によって現す、それを期待している国民もたくさんいるはずである。
常に足許(政策)を見つめている政党であってほしい。
11月1日
昨日、木更津市議会の基地政策特別委員会が開かれた。
オスプレイの暫定配備について防衛省への木更津市議会としての質問をとりまとめる、という目的だったのだが、質問提出者は市議24名中4名。
委員も7名中2名しか質問を提出していない。
それで質問に対する反対意見ばかりは次から次へと言う。
「あなたは木更津市民のために質問はないのですか?反対意見を言うためにここにいるのですか?」と言いたかった。
私は委員会のメンバーではないので通常は傍聴するだけで発言権はないのだが、今回は質問提出者ということで発言を許されたので、4人しか提出していないという無関心さについて憂いているという発言をした。
市議会議員も委員会のメンバーも政府与党系が多く暫定配備容認ありきとはいえ、「木更津市民のためにどんな質問が良いのか」について活発な議論を期待して傍聴に来てくださった市民の皆様に恥ずかしかった。
これが木更津市議会の現状である。