議会報告
こちらのページでは「ほりきり俊一」の議会活動をご報告します。
活動報告
2024年12月18日
木更津市議会の12月定例会が最終日を迎え、議案の採決が行われました。
私は1つの議案「木更津市老人福祉センターの管理に関する条例」の改正に反対しました。
この条例改正の内容は老人福祉センターの入浴料を現在の100円から倍の200円に改定するものです。
燃料費等の値上がりを理由としていますが、実際の値上がり金額は2倍どころか1.2倍にもなっていません。
年金等で暮らしている高齢者にとって、現在の物価高騰は厳しいものがある中、2倍に上がるというのは負担感が大き過ぎると思います。
入浴料はできれば値上げなしで、せめて燃料費の値上げ分にとどめるべきです。
早期の入浴料の再改定を求めました。
2024年12月17日
参議院で補正予算案が可決され、補正予算が成立しました。
自民党と公明党の与党に加え、日本維新の会と国民民主党が賛成しましたが、立憲民主党はその他の野党と共に反対しました。
立憲民主党の国会での立ち回りは、これからも難しくなってきます。
与党は予算案などを通すために、日本維新の会や国民民主党にすり寄ってくるためです。
結果、日本維新の会や国民民主党の政策は実現しやすくなり、国民からの支持も増していくであろうと思われます。
立憲民主党はまた昔のように、ただ反対するだけの政党と国民から評価されかねません。
野田代表はじめ、立憲民主党の執行部は、どう国民にアピールしていくのか、また、自党の政策をどのように国政に反映させていくのか、早くも正念場を迎えました。
発信力が問われています。
2024年12月4日
木更津市議会12月定例会において一般質問に立ちました。
質問の内容は
1.令和7年度市政運営について
(1)障がい者グループホームへの運営費等の補助について
①木更津市も独自の補助を行えないか
(2)がん検診受診率向上について
①木更津市も受診料の無料化や減額が必要ではないか
(3)小中学校の特別教室の空調整備について
①「段階的に進める」の現状はどうか
②令和元年度から使用を開始した普通教室の空調設備の耐用年数はおよそ何年か
③特別教室等の中には体育館も含むと解釈して良いか
(4)富士見通りの歩道再整備について
①計画通りに完成した場合の年間維持費はどの程度と見込んでいるか
(5)木更津港内港整備について
①木更津港の施設等の老朽化や腐食による劣化などについて木更津市はどう認識しているか
②木更津市はヨットやプレジャーボートなどを利用した観光客の誘致についてどのように考えているか
(6)陸上競技場、第1野球場、サッカー場の利用状況について
①市民に十分に利用いただいているとの認識はあるか
2.オスプレイについて
(1)暫定配備期間について
①令和7年7月9日の期限の厳守を求めていくか
(2)10月27日の与那国駐屯地での事故について
①原因の究明がされるまで運用停止の要請を市長から発するべきではなかったか
3.木更津場外勝馬投票券発売所の移転について
(1)6月から8月に行うとされていた住民説明会について
①木更津市は住民説明会が行われなかったことを把握していたか
4.令和7年度予算について
(1)税収や国・県支出金などが不透明な現状について
①市政運営で示された重点施策への予算配分の見直しも考えられるとの認識はあるか
(2)経常的経費の削減について
①具体的に「何を」「どのように」「どの程度まで」削減可能と考えているかでした。
なお、木更津市議会のホームページに映像がございますので、ご覧いただければ幸いです。
令和6年12月定例会 12月4日 本会議 一般質問
答弁
一問一答
2024年10月27日
衆議院議員選挙の投開票がありました。
皆様ご存じの通り、与党は過半数割れとなり、立憲民主党は148と大きく議席を増やしました。
しかし、これは自民党の政治資金等の問題に国民の批判が集まったことによるものであり、立憲民主党の議席増はその反射的効果に過ぎないものであることも国民は知っています。
事実、開票後のマスコミは、立憲民主党の政策を取り上げているところはなく、国民民主党の政策と大躍進に関心が集中しています。
来年の参議院議員選挙に向けても、自民党への批判に終始することなく、公約の実現に向けた取り組みを国民に示していく必要があります。
2024年6月5日
本日、6月定例会にて一般質問を行いました。
質問内容は以下の通りです。
1.JR久留里線(久留里―上総亀山間)について
(1)JR久留里線(久留里―上総亀山間)沿線地域交通検討会議について
①木更津市はJR久留里線(久留里―上総亀山間)の存続・廃止について今現在どのような立場か。
②会議が非公開であることについてどう捉えているか。
③オブザーバーとして参加している理由を伺う。
(2)今後の懸念事項について
①久留里―上総亀山間が廃止になると木更津―久留里間も存続が問われる事態になるのではないか。
②JR久留里線の廃止が沿線地域の一層の過疎化に繋がらないか。
2.令和6年3月19日に市長が陸上自衛隊オスプレイの運用再開を容認したことについて。
(1)市民への説明責任について
①市民への説明は十分であったとの認識か。
(2)令和5年11月29日のCV-22オスプレイの屋久島沖での墜落事故の把握状況について
①高度何メートルで起きた事故だったか。
②オートローテーション機能の作動状況はどうだったか。
(3)運用再開の容認について
①安全性の根拠となる危険予知・予防措置機能について具体的な説明を受けたか。
②現時点で何号機が再飛行を始めたか把握しているか。
3.木更津市中心市街地活性化基本計画について
(1)街なか居住マンションについて
①現在のマンション居住者で市外からの移住世帯数を伺う。
②事業をどう評価しているか。
(2)富士見通り歩道改良事業について
①今年度の事業内容を伺う。
②今年度から行う必要があるか。
4.観光等の事業について
(1)木更津市観光協会への補助金等について
①令和4年度決算における補助金等の総額を伺う。
②使途のチェックは確実になされているか。
(2)令和6年度実施予定の木更津港まつり花火大会について
①市民に負担を求めるか。
②アクアコインでの観覧チケット購入者への割引を行うか。
5.農業者支援について
(1)農業者の所得や生産資材高騰などの現状について
①現状に対する木更津市の認識を伺う。
②木更津市独自の農業者に対する支援策が必要ではないか。
6.木更津市災害廃棄物処理計画について
(1)災害廃棄物の処理について
①「避難所ごみ」「片付けごみ」と「家庭ごみ」「事業系ごみ」との振り分けは現実には難しいのではないか。
②仮置場となる公用地及び民間賃借地は現段階でどの程度決まっているか。
なお、木更津市議会のホームページに当日の録画がございますので、ご覧いただけますと幸いです。
令和6年6月定例会 6月5日 本会議 一般質問
答弁
一問一答
この間、2期目の当選をさせていただきました。 ひとえに皆様のご支援の賜と厚く感謝申し上げます。
今後も少しでも木更津市民の皆様のお役に立てますよう、全力で取り組んで参る所存ですので、変わらぬご指導とご支援をよろしくお願い申し上げます。
木更津市議会は令和5年度3月の定例会が終了しました。 私の活動を報告させていただきます。
2024年2月18日
「木更津飛行場周辺まちづくり基本構想(吾妻公園)」の住民説明会が実施され、多くの市民の方々が参加されました。
市当局は「この構想はすでに決定されたことなので、それを踏まえた上で具体的な要望等についてのご意見をお願いします。」と釘を刺してのスタートでしたが、集まった市民の皆様からは構想の実施そのものに対するご意見が多く、議論は平行線をたどっていました。
私の記録によれば、構想を進めてほしいという趣旨のご意見は6件で
・ユニバーサルデザインを取り入れてほしい。
・図書館を富津市のように充実させてほしい。
などの要望も含めてのものでした。
対して構想そのものに反対の趣旨のご意見は16件で
・運転免許証を持たない高齢者は吾妻公園まで行けない。どうせなら市庁舎を吾妻公園に造って駅前に公民館を造ってほしい。
・図書館が駅から離れたら高校生は利用しなくなるのではないか。
などが挙げられました。
何よりも私が気になったことは、構想に反対のご意見が出ると会場に拍手がおこるなど、会場の空気感から市民の納得は得られていないのでは、ということでした。
このまま市が構想を計画通りに強引に進めていくと、後々に大きな問題が生じてしまうのではないか・・と心配になりました。
2024年2月28日
本会議にて一般質問を行いました。
質問事項は以下の通りです。
1.木更津市の民主主義について
(1)「住民自治」の原則に基づいた行政といえるか
①「魅力あるまちづくりに関する市民アンケート調査」が行われないのはなぜか。
②令和5年度実施の意見公募の現状をどう捉えているか。
③市民説明会での市民の意見は活かされているか。
2.江川総合運動場の運営について
(1)運用を通常通り継続したのはなぜか。
①騒音測定の数値が環境基準を上回った後。
②米軍オスプレイの屋久島沖への墜落事故の後。
3.学校教育について
(1)波岡中学校校舎長寿命化及びトイレ改修等工事について
①「設備・電気等の更新」に特別教室へのエアコン設置は含まれているか。
(2)令和6年度施政方針について
①教職員の負担軽減に関する記述がないのはなぜか。
4.木更津市による能登半島地震で被災した自治体への支援について
(1)物的支援について
①何らかの支援を行ったか。
5.令和6年度から令和9年度の財政計画について
(1)財政負担の増大について
①公共施設整備計画に無理があるのではないか。
②市民生活向上のための事業に影響が出るのではないか。
③過度な市債の発行により将来世代の負担が大きくなりすぎないか。
質問の様子については木更津市議会のホームページにて映像が配信されておりますので、ご覧頂ければ幸いです。
令和5年12月定例会 11月28日 本会議 一般質問
答弁
一問一答
2024年3月15日
12日から予算審査特別委員会が開催されました。
私は令和6年度木更津市一般会計予算案に反対しました。
この予算案によれば、土木費が歳出に占める割合は12.4%まで膨れ上がっています。
土木費の割合は令和5年度の予算でも11.9%でした。
これは他の自治体と比べても突出しています。
ちなみに令和6年度の他の自治体の予算案における土木費の割合は君津市と袖ケ浦市がともに6.7%、富津市が5.4%です。
いかに木更津市の土木費の割合が多いかが分かります。
街なかマンションなど、いわゆる箱物づくり等に多くの予算が充当されています。
しかし、今は子育て対策や物価高騰対策などに主眼を置くべきで、他の自治体の予算編成にもそれが現れています。
「物づくりよりも人づくり」市民や事業者をいかに支援するかを考えた予算編成をすべきであるとの考えから、反対を致しました。
2024年3月21日
3月議会最終日、各議案の採決が行われました。
私は「令和6年度木更津市一般会計予算」と「附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について」の2議案について反対討論を行いました。
「令和6年度木更津市一般会計予算」については3月15日に記述したとおりです。
「付属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、新たに設置する木更津市吾妻公園文化芸術施設整備検討委員会の設置に反対するためです。
この委員会は、令和7年3月を目途に吾妻公園へ文化施設等を整備することを推進するための機関であり「木更津飛行場周辺まちづくり基本構想」を推進するためのものです。
しかし、2月18日に記述したとおり、市民の多くは「木更津飛行場周辺まちづくり基本構想(吾妻公園)」に賛同しているとは思えません。
「議会で賛成多数になったことが市民の賛成多数になるとは限らない」と私は議場で発言しましたが、この事例はまさにその通りだと思います。
この2議案については結局、賛成多数で可決してしまいました。
市民の理解を得ながら行政を進めることの大切さをこれからも訴えていきたいと思います。
2024年3月28日
令和6年度国家予算案が参議院で可決されました。
予算案の内容について、現在の円安に伴う物価高騰や少子高齢化等の諸問題に応えられる予算編成であったのかを国民のために十分に議論してほしかったです。
しかし、この予算審議の間において質問に立った立憲民主党の議員のほとんどはいわゆる裏金疑惑などの追求に多くの時間を割いていました。
他の野党が独自の政策を訴えていたこととのギャップを感じ、残念に思いました。
予算委員会では当然のことですが、国民生活や事業者の支援のために、また、北陸地方を襲った地震からの復興のためにどのように効果的な予算編成をするべきなのかをしっかりと議論すべきです。
それが立憲民主党がいつも唱える「まっとうな政治」ではないでしょうか。
疑惑を追及するのであれば、何人かに絞ってするべきでした。
岸田内閣の支持率は下がっていますが、立憲民主党の支持率が上がってこないのは国民もこのような立憲民主党の手法を快く思っていないことの現れではないでしょうか。
次の政権を担うことを目指しているのであれば、それにふさわしい国会への対応をすべきであったと考えます。
これからも私なりに精一杯に諸活動に取り組んで参る所存ですので、ご指導・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます
